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朝起きられないあなたへ。寝坊防止最強目覚まし

2018.2.20

寝坊で始まる一日って、つらいですよね。まず起きた瞬間に感じる「やってしまった!」という絶望感、その次に襲ってくる焦り、そしてもう遅刻確定となってしまった時の憂鬱さ。「明るく爽やかな目覚め」とは真逆のものが、まさに寝坊です。

遅刻は人生にたくさんのデメリットをもたらします。もし会社や取引先との約束に遅れたなら信用を失いますし、場合によっては大きな損害を出してしまう事にもなります。もし学校に遅れたなら勉強が遅れる上に、支払った授業料分もみすみすドブに捨てた事になります。もし友達との約束に遅れたなら、相手の大切な時間を奪ってしまったことになります。もし恋人との初デートに遅れたなら、2度目のデートは二度とないかもしれません。

ここでは、そんな遅刻という恐怖体験を人生から排除するために活躍してくれそうな優れものの目覚まし時計をご紹介します。

最強目覚ましとして名高いスーパーライデン

セイコークロック株式会社が発売しているPYXIS(ピクシス)スーパーライデンの音量は、約100デシベル以上だと言われています。これは、地下鉄の電車内やガード下の騒音と同じレベルの音量です。地下鉄の車内って、地上を走る電車の車内よりかなり煩いですよね。地上を走る電車は、線路周辺の住宅街などに配慮して、線路に砂利を敷くなど、騒音を軽減するための対策をしています。しかし、地下を走る地下鉄の場合はそうした配慮の必要がないため基本的に騒音対策がありません。また、電車内が煩いと車内アナウンスなどの音量も自然と上がりますから、騒々しさも倍増です。地下鉄が煩いのは、だからだそうです。そんな地下鉄の中のような轟音が、眠っている枕元でいきなり鳴り響けば、大抵の人は飛び起きることでしょう。実際Amazonなどのレビューを見ても、「うるさい」「爆音」「火災警報器みたい」といった感想が見られます。ただ、スーパーライデンほどの大音量でも起きられない、という人も、やはり中にはいます。考えてみれば、地下鉄の中でも眠っている人はいますよね。地下鉄だけでなく、例えばコンサート会場や映画館などの大きな音が鳴り響いている場所でも、寝ている人はいます。つまり、結局人間は眠ければどんな大音量の中でも寝てしまうもの。大音量の目覚まし時計を使っても効果なし、という人がいてもおかしくはありません。

起きられない原因は色々と考えられます。例えば、うつ病だったり、疲労が過ぎた状態だったり、睡眠不足だったり、聴力が落ちていたり、若い人の場合は 起立性調節障害の可能性もあるかもしれません。その場合は、起きられない原因は目覚まし時計ではなく、自身の健康状態や生活習慣にあると言えるでしょう。早急に病院で診てもらうなり、就寝時間を早めるといった対策が必要です。慢性的な睡眠不足や過労は、時に人を死に至らしめる事もありますから、決して甘く見てはいけません。

また、大音量の目覚まし時計を使っても起きられないという事は、その大音量が鳴りっぱなしになっているという事を意味し、周囲に対してかなり迷惑を掛けている可能性があります。実際、目覚まし時計の騒音トラブルというのは案外多いようで、ネットを見ると実に多くの人が他人の目覚ましの音に貴重な睡眠時間を削られて困っているようです。「目覚まし時計の音をすぐに止めることが出来ない(スヌーズなども含めて鳴らし続けてしまう」「壁の薄い集合住宅に住んでいる」という方は、大音量の目覚ましは避けた方が無難かもしれません。

後述しますが、昨今は光で起きる目覚ましや、睡眠サイクルで眠りが浅いノンレム睡眠中に起こしてくれる目覚まし、自動でカーテンを開閉してくれる装置、起床時間になったら強制的に身体を起こしてくれる目覚ましなど、大きな音以外で起こしてくれる目覚ましもたくさん存在します。新しい目覚ましアイテムの導入には確かにコストが掛かってしまいますが、もし近隣住民から苦情を寄せられてマンションを追い出されるような羽目になったら、結局引越し代の方が高くつきます。それならいっそ、より快適に目覚めることができるグッズを探すというのも楽しいかもしれません。

光で目覚める光目覚まし時計

光によって起こしてくれる目覚まし時計というものがあります。例えば、朝、窓から差し込んでくる光で自然に目が覚めた経験はありませんか?太陽の光、つまり強い光には、覚醒を促す効果があると言われています。その効果を利用した目覚まし時計が、光目覚まし時計です。飛び起きるような大音量に驚かされて起きるより、ずっとストレスが少なそうな目覚ましですね(笑)また、朝から一定以上の時間と照度で光を浴びる事で「幸せホルモン」と呼ばれる脳内物質セロトニンがしっかり分泌されるようになり、セロトニンの分泌が増えると、夜の寝つきが良くなる脳内物質メラトニンも体内で増えていきます。夜しっかり眠れて、朝すっきり目覚めるって、理想の生活リズムですよね。

セロトニンは、他にもウォーキングや水泳、ヨガ、音楽などで増やすことができるとも言われていますが、忙しい現代人にとって、運動習慣を維持するのは中々に難しい事です。その点、朝に光を浴びるだけで良いなら、さして努力などの必要も無く実行できるので、健康法としても生活に取り入れやすいかもしれません。

ちなみに、太陽光は曇りの日でも5,000~10,000ルクス、晴れの日には10万ルクスもの明るさがあります。

光目覚ましはそれなりの照度のものを購入しようとすると、お値段もそれなりに掛かりますが、太陽光ならいくら浴びてもタダ!「光目覚ましを試してみたいけどコストの高さがちょっと気になるなぁ」という方は、まずは「起きたらすぐに日光を浴びる」という事を試してみてはいかがでしょう?最近はカーテン自動開閉装置なども割とお手頃価格で存在していますよ。

睡眠サイクルを利用してスムーズな目覚め!

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の二種類があります。眠りが浅く、少しの音などでも比較的すぐ目が覚めるのはレム睡眠時。一方、深く眠っていて、少し身体を揺さぶられた位では目を覚まさないのが、ノンレム睡眠です。通常、人はこの二種類の眠りを90分単位で交互に繰り返し、朝が近付くにつれ、レム睡眠の割合が多くなっていくのだとか。もちろん、起きるタイミングとしては、レム睡眠時の方が楽に起きられるのですが、起床時間がちょうどレム睡眠中とは限りませんよね。そこで、ユーザーがレム睡眠に入った事を感知してアラームを鳴らしてくれる目覚ましがあるのです。腕時計型のアラームSleeptrackerや、スマホアプリの快眠サイクル時計などが有名ですね。

眠りの深い状態の時にわざわざ苦労して起きるより、多少睡眠時間が少なくなってしまったとしても、目を覚ましやすいタイミングでサクッと起きた方がストレスは少ないかもしれません。

駅員さん御用達!起床時間になったら強制的に身体を起き上がらせてくれる目覚まし

こちらは、お値段的に一般人が使うにはちょっと高すぎるような気もしますが、「絶対に寝坊できない職業」のひとつである、JRの職員さん方が愛用してらっしゃる事で有名な目覚まし装置「やすらぎ」。起床時間になると敷いて寝ている空気袋に空気が送り込まれて膨らむ事で、徐々に状態が起こされ、強制的に目が覚めるのだとか。この装置の凄いところは、アラームがならないので、深夜でも早朝でも周囲に迷惑を掛けることなく起きる事ができるということ。楽天のレビューなどでは、目覚まし時計を4つ鳴らしても起きられなかった人でも、この「やすらぎ」を使うと起きられた、とあるので、効果はかなり期待できそうですね。

まとめ

いかがでしたか?これだけ色々と便利な目覚ましがある昨今、自分にあったものを上手に使えば、遅刻という人生のリスクを大きく軽減できるのではないでしょうか。

とはいえ、基本、人間は眠らないと死んでしまいます。「毎日毎日寝不足してるけど、絶対起きられる目覚ましが欲しい!」なんて、それは無理な相談というもの。というより、万が一そんなものが存在したとしても、使っちゃいけません。まずは健康を害さない程度に、ちゃんと眠ってくださいね。