街を歩いてポケモンをゲットしたり、陣地を広げたり…、そんなリアルとバーチャルを融合させたゲームが、昨今大流行しています。
ユーザーをひたすら歩かせるこれらのゲームは、実はダイエットにも最適で、ゲームを楽しんでいるうちに自然と痩せてきたというユーザーも少なくありません。ここでは、そんな街歩き系ゲームユーザーが、長時間快適に歩きまわれるためのお役立ち情報をご紹介します!
コケないで!落ちないで!当たらないで!事故には十分気をつけましょう
街歩き系のゲームを楽しむに当たって最も重視すべき点は、やはり事故防止の観点ではないでしょうか。
ゲームに限らず、スマホを触りながら歩いている人が、ホームから転落して死亡したり、崖から落ちたり、車と接触事故を起こしたりといった痛ましい事故が後を絶ちません。自分が怪我をするだけで済めばまだしも、他人様に怪我をさせたり、死なせてしまったりした日には、もう取り返しが付きませんよね。
楽しいはずのゲームが、人生崩壊のきっかけになってしまった…なんてことにならないように、予め安全策を立てておく必要があります。
たとえば、
・スマホの画面を見たり操作したりする時は人の通行の妨げにならない場所に移動してから立ち止まる。
・運転中は決してスマホに触れない。
たったこれだけのことでも、事故の発生率はかなり低くなるはずです。大惨事を巻き起こしてしまってから「なぜたったこれだけのことをしなかったんだろう」と嘆いても後の祭りですから、日頃から安全にはくれぐれも注意しましょう。
睡眠・水分・塩分は十分ですか?転ばぬ先の熱中症対策
夏の街歩きには、熱中症にも十分な注意が必要です。 というか、実は熱中症は夏以外でも起こります。環境省による「熱中症ガイドライン2016」によると、暑さ指数21~25℃程度であっても、運動強度が高ければ熱中症が起こる危険性があると記載されています。
もしも熱中症に掛かったら
熱中症は、掛かるととても苦しい思いをしますし、場合によっては一気に命が危険な状態に陥ることもあります。
暑い場所にいた後に頭痛がしたり、だるくなったり、手足が攣ったりした時は、決してその症状を甘く見てはいけません。まずは涼しい場所に移動して安静を保ち、水分や塩分を補給し、注意深く経過を観察してください。
なお、熱中症の症状は、重症度によって次の3つに分類されています。
参考:熱中症Lab【熱中症基礎知識】
- Ⅰ度(軽度): 熱失神
- 熱中症の症状が軽度のとき。体温を下げるために、体の表面部分の毛細血管が拡張して血液が集まります。そのため、一時的に脳への血流が減少し、めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気などが起こります。
- Ⅰ度(軽度): 熱痙攣
- 炎天下で運動をしたときなど、大量の発汗によって、体内のナトリウムが失われます。血液中のナトリウム濃度が低下することによって、筋肉の収縮を引き起こし、手足の痙攣や筋肉痛、こむら返りなどが起こります。
- Ⅱ度(中等度): 熱疲労
- 体内の水分が減少して体液や血液量が不足すると、それに伴って脈拍や血圧が低下。強い疲労感や倦怠感、おう吐につながります。適切な処置が遅れると、より重い熱射病に移行しやすい危険な状態です。
- Ⅲ度(重度): 熱射病
- 脱水症状が進行し、もっとも症状が重い状態。体温の調節機能に異常をきたし、体温が40℃を超えます。ひきつけや意識障害、多臓器不全につながり、重篤になると死に至るケースもあります。
もし、嘔吐など、2度(中等度)に該当するような症状がある場合は速やかに病院に行きましょう。病院まで時間が掛かる、病院に行く間身体を冷やせないなどの状況があれば、救急車を呼ぶという判断も必要です。
そして、本人に意識が無かったり、あっても混濁しているような場合、または自力で水分補給が出来ない状態であれば、それは迷わず救急車を呼ぶべき状況です。
救急車を呼ぶべきか迷って自分で判断できない時は、東京都、北海道、愛知、奈良、大阪在住の人は「#7119」に電話をして相談すれば判断を仰ぐことが出来ます。
熱中症を予防するには
「これくらいの暑さなら慣れてるから平気」、「もっと暑い中でもっと長い時間遊んだこともあるからこれくらい大丈夫」、そんな事を思っていると、熱中症に掛かってしまうかもしれませんよ~!
いつもと変わらない程度の暑さ、運動強度であっても、自分の体調がいつもと違う――例えば、風邪気味だったり寝不足だったり、水分や塩分が足りていない状態だったりすると、熱中症のリスクはぐんと高くなります。
ですから、熱中症を予防するにはまず、
・小まめに水分、塩分の補給をする
・暑い場所を避ける
・体調が悪いときは熱中症のリスクも高まると自覚していつも以上に慎重に
といったことに留意する必要があります。
ちなみに、熱中症防止のための飲み物の温度は、5~15℃が吸収が良く、効率的に水分補給できると言われています。
5℃というと、冷蔵庫でしっかり冷やした飲み物の温度がそれくらいですね。夏場は良く冷えたペットボトルのドリンクも、すぐに温くなってしまいますから、保冷マグやタンブラーを使って水分を携帯すると良いでしょう。
夏は冷たく、冬は温かいまま飲める保温マグやタンブラーが活躍してくれそうです。
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サーモス 真空断熱タンブラー 300ml JDI-300
1,010円~ -
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真空二重構造 エアリストスポーツ 超軽量ハンドル付ステンレスボトル 460ml
2,317円~ -
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象印 TUFF ステンレスワンタッチマグボトル 480ml SM-SF48
3,100円~ -
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真空二重構造 クリーンパウダーワンタッチマグボトル 500ml
1,290円~
足の痛み、靴ズレ対策
女子は、お出かけとなったら可愛いカッコをしたいもの。そして可愛いカッコには可愛いサンダルやパンプスを合わせたいものです。
しかし、長距離を歩くことが前提のお出かけにおいては、その選択は地獄を見ることになりかねません。ハイヒールで長い距離を歩いた時の足の痛みは、まるで拷問です。
「一歩歩くごとに足が痛む……。私ってまるで人魚姫みたい」
なんて言ってる場合じゃありませんよ。いくらお洒落が我慢と気合でするものとは言っても、やはり限度ってモンがあります。長く歩く時は、それに適した靴を選びましょう。それを選べる賢さも女性の美しさのひとつです。
そして、たくさん歩くと靴擦れを起こす確率は高くなるものですから、たとえ履きなれた靴でも、良く靴擦れが起こる場所には予め靴擦れ防止用のシートを貼っておきましょう。足に痛みがあるか無いかで、疲労の度合いが天と地ほど変わります。
「歩きやすい靴を選んで、靴擦れ防止対策をする」
たったこれだけのことで、足に掛かる負担や痛い思いをするリスクを大幅にカットできます!是非お試しあれ!
装備は万端?筋肉痛対策、雨対策
日頃あまり歩かない人が、いきなり一日中歩き回るようなことをすると、十中八九あとから筋痛で苦しむことになります。これはもう、ある程度は仕方がありません。
筋肉痛を少しでも予防したい方は、歩く前と歩いた後に、入念にストレッチをしてみましょう。
それでも筋肉痛になったら(最初は多分なると思います)、身体をしっかりお風呂で温めましょう。温めることで血行が良くなり、溜まった乳酸(疲労物質)を排出できます。カイロで温めたりするのも効果的ですよ(低温火傷には十分ご注意ください)。
あと、長い時間歩いていると天気が急変して雨に降られてしまうことも珍しくありません。 でも、ああいう時ってなぜかコンビニで傘を買ったら途端に止むんですよね。あの瞬間の言い知れぬ敗北感たるや…。
ですから、天気予報で少しでも雨の確率がある日は、最初から軽量の折りたたみ傘をバッグに入れておけば安心です。雨が降ってきたな~と思ったら、傘をぽんと開き、止めば畳んでバッグにポイ!です。
備えあれば憂いないし。何だか分からないけど、勝った!とニヤリとしてしまう瞬間です。
身バレしない、不法行為をしないという大前提
最後に、最も気になるのが、やはり身バレによるトラブルやストーカー被害です。
位置情報を利用したり、スクリーンショットをアップしたり、ツイッターアカウントと連動させたりすると、実は本人の特定って簡単だったりします。世の中には残念ながら悪意を持って他人を付け狙うような犯罪者が一定数いますから、居住区や行動パターンを不特定多数に知られることのリスクについては、よくよく考えてみる必要があるでしょう。
また、ゲームに夢中になるあまり、自分が不法侵入や事故を起こしてもいけません。 いくら楽しくてもゲームはゲーム。犯罪者になるようなリスクを犯してまでやるものではありませんよね。
以上、街歩き系ゲームユーザーが、長時間快適に歩きまわれるためのお役立ち情報あれこれでした。みなさま、どうぞ安全に、そして快適に街歩き系ゲームをお楽しみくださいね~。