顧客向けにIT系イベントや勉強会をすることになったら

2016.11.4

そのイベント、自己満足で終わっていませんか?

IT系のイベントや勉強会、展示会で、こんな経験をした方は多いのではないでしょうか?

  • 展示会であちこちのブースを回った後、たくさんのパンフレットやチラシを持ち帰っては見たものの、結局帰社後、それらの資料を細かく見返す時間が取れず、ごっそり捨ててしまった
  • セミナーに参加したは良いけれど、受講時に使用した分厚いレジュメの保管に困った

展示会帰りの荷物の多さには正直辟易してしまいますよね。デジタル系のイベント(セミナー・展示会)なんだから、どうせなら、パンフレットやレジュメも全部データでくれ!と思ってしまったこと、一度や二度はあるのではないでしょうか(笑)

IT関連のイベントに最適な記念品は?

記念品というと、時計やフォトフレームなどの「置物系」か、タオルやマグカップ、文具などの「使う系」のいずれかから選ばれることが多いです。誰が貰ってもそれなりに使えるものとなると、どうしてもそのあたりに落ち着くんですよね。

しかし、IT系イベントで記念品を配布する場合、それでは少し勿体無いかもしれません。

通常、PC関連グッズは「誰でも使いこなせるわけではない」という特性上、老若男女幅広い対象に配布する記念品としては不向きです。

しかし、IT関連の勉強会やイベントに参加するような人は、基本的に一般人よりずっとPCに触っている時間が長く、デジタルグッズの扱いなども慣れた人が多いのです。

PC関連グッズは当然バリバリ使いこなしますし、好物でもあります。

何が「刺さる」かよく分かっている相手に、わざわざ刺さりも引っかかりもしないものを記念品として配ったり、紙のパンフレットやチラシ、レジュメを持ち帰ってもらって、はたして好印象や次の商談に繋がるでしょうか?

いいえ、誰もが経験上すでに知っています。なにはともあれ、IT系の人は紙の資料が大嫌い。そうでなくても、パンフレットやチラシ、紙の資料は、最終的にゴミ箱行き。

そんなわけで、ここではIT系イベントや勉強会に参加してくれる人達に配布しても、ゴミ箱行きを免れて生き残れそうなアイテムをご紹介します。

パソコン用品はUSBメモリやマウスパッド、メディア収納ケースなどが人気

IT系記念品の王様、USBメモリ。贈る方にとっても贈られる方にとっても、かさばらないのに情報保有量が多いのが嬉しいところです。

PDFデータやホームページデータの他、音楽や映像を入れて配布されることもありますね。中のデータを見た後は、デバイスとして重宝します。

ある程度コストが掛かりますので、バラマキ用というよりは、ある程度商談が発展しそう、ぜひさせたい!という顧客への配布用という使い方が一般的です。

メディアケースやマウスパッドなら、比較的低予算での作成が可能です。

記念品として定番のボールペンも、IT系イベントならではのセレクトで

デジタルがどれだけ進んでも、おそらく「紙に書く」というアナログな行為が世の中から消えさることはないでしょう。

デジタルを使いこなす人ほどそのことは良く知っているはず。ボールペン付のUSBメモリなどは、デジタルとアナログが一体化した実用的なアイテムといえるかも。

USBやマウスパッドに名入れができるの?

USBメモリやマウスパッドに社名を入れたりイベント名を入れたりできるのか、という素朴な疑問ですが、これは出来るアイテムが意外に多いです。

ある程度ロット(数量)がまとまれば、両面フルカラー印刷に対応している商品などもあり、意外にアド効果も良いといわれています。

年に数回小分けにして記念品を作るなら、数をまとめて発注してしまうのも記念品作成のコストパフォーマンスを上げるコツです。