音楽は、人の記憶と密接に関係している
オルゴールが記念品に向いている理由のひとつとして、音楽が記憶と密接に関係しているという点が挙げられます。
たとえば、毎日歌っていた小学校の校歌を、大人になってから聴くと、当時の思い出や感情が自然に思い起こされたり、ラジオ体操の曲を聴いたら、夏休みの朝を思い出したりしたことはありませんか?または、恋愛中に聴いていた曲を久々に聴いたら、当時の切ない想いが甦ったり。
実はこれには、科学的な理由があります。聴覚からの刺激は、大脳辺縁系や扁桃体、海馬へと伝わります。これらは人間の脳で、情動や自律神経、そして記憶を司る場所。つまり、音の記憶というのは、その時聞いた音だけでなく、その場の状況や感情まで全てを含めた記憶として脳に保存されるのです。
オルゴールを卒業記念品などにしてあげると、子供達が大人になってからふと記念品のオルゴールを鳴らしたときに、楽しかった子供時代の思い出を鮮明に思い出すことが出来たりして、素敵なんじゃないでしょうか。
-
- 名入れ可
- のし可
- 包装可
フォトフレーム付きオルゴール ピュアフレームオルゴール 木目調
2,186円~ -
- 名入れ可
- のし可
- 包装可
フォトフレーム付きオルゴール プライムタイム 時計付き
3,775円~ -
- 名入れ可
- のし可
- 包装可
フォトフレーム付きオルゴール ソリッドミュージアム 木目調
2,939円~
噂の「オルゴール療法」ってなに?オルゴールを聴くだけで健康に?
1995年、オルゴールの音色が脳幹の血流を活発にする効果がある、ということが証明されました。脳幹の血流が活性化されることによって、心身の不調が根本的に完全へと向かっていくそうで、これにより、甲状腺異常や更年期障害、肩凝り、頭痛、腰痛、自律神経の乱れから来る症状など、さまざまな疾患が改善されるといわれています。
と言っても、オルゴールの音色なら何でも良いわけではありません。「オルゴール療法」に用いられるのは、3.75ヘルツ~10万ヘルツという豊富な周波数を出し、かつ十分な音量があるスイス製などの72弁以上の超高級オルゴールです。
こうした特別なオルゴールのお値段はウン十万円。まあ、一般家庭で「じゃあちょっと買ってみようか」なんて簡単に言える代物ではありませんよね。ぶっちゃけ、オルゴールの音色にどこまで医療としての効果があるのかは分かりませんし。
ただ、効くかどうか分からないのは、どんな薬や治療にもある程度共通して言えることです。オルゴールを聴くだけなら副作用などのリスクも心配ありませんし、まずは72弁以上のオルゴールが聴ける場所に出向いて、実際に聴いてみるのも一案かもしれません。効果があると確信できなければ購入の必要もありませんし、効果があっても、費用対効果が合わなければやはり買う必要もありませんものね(笑)
しかし、ネット上などで公開されている74弁以上の本格的なオルゴールの音色などを聴くと、素晴らしいのは間違いありません。
リュージュオルゴール144弁 パッヘルベルのカノン
18弁から72弁までの比較
本格オルゴールが聴ける場所
堀江オルゴール博物館
http://www.orgel-horie.or.jp/main/欧米から集められた19~20世紀初頭にかけての貴重なアンティークオルゴールが一般公開されています。一日三回のオルゴールの公演などもあり、当時の王侯貴族の生活を髣髴とさせる旋律を楽しむことが出来ます。ちなみに来館の際は予約することが推奨されているようですので、詳細は堀江オルゴール博物館さんのホームページにてご確認ください。
なお、Youtubeでは、この堀江オルゴール博物館さんが公開している動画に、世界のお宝オルゴール「最後のロシア皇帝・ニコライ二世のオルゴール」があります。
蔵出しの逸品 ロシア皇帝夫妻のオルゴール
マメ知識 ☆ 悲劇の皇帝ニコライ二世
ニコライ二世は、日本にも縁のある人物です。1891年には来日もしています。来日した当初、ニコライ二世は、日本の事をとても気に入ってくれていたようです。しかし、日本各地を見て周るニコライ二世を、当時の日本の警察官がサーベルで襲撃するという事件――有名な大津事件が起こり、その結果、ニコライ二世は頭蓋骨に裂傷が入るほどの重傷を負ってしまいます。
以降、彼は生涯にわたって傷の後遺症に苦しむことになるのでした。この件をきっかけに、ニコライ二世は日本人を蔑視するようになります。
それから約13年後、日本とロシアは日露戦争へと突入していくのですが、その遠因となったのが、彼の中にあった日本人蔑視の感情だったと言われています。ニコライ二世は、最初、日本のような小さな島国に、大国ロシアと戦争する勇気などないと考えていました。しかし、いざ戦ってみると敗戦が続き、国内の不満が高まっていきました。そしてその流れはやがて、大きな革命の機運となってロシア皇帝ロマノフ家へと襲い掛かります。
最終的には、1917年、ロマノフ一家は裁判に掛けられることすらなく、無残に家族全員が銃殺されてしまうのでした。
六甲オルゴールミュージアム
http://www.rokkosan.com/museum/オルゴールの他、自動演奏ピアノや自動演奏ヴァイオリン、自動演奏オルガン、自動人形なども展示されています。営業時間内に毎日開催される1日14回のコンサートで、さまざまな自動演奏楽器の音色を楽しめるのも魅力的!また、クリスマスシーズンには“オルゴール・スペシャル・ナイト・コンサート”などの特別講演も。オルゴールの組み立て体験もできます。
京都嵐山オルゴール博物館
http://www.orgel-hall.com/スイスの時計職人アントア・ファーブルによる「世界最古のオルゴール」を始めとする、アンティーク・コレクションが常時150点以上展示されています。また、オルゴールの他、西洋のオートマタ(からくり人形)の実演なども実施されています。