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使い倒さなきゃもったいない! 今一度見直したい、スマホ活用術!

2018.2.20

唐突ですが、スマホって本当に多機能ですよね。

ネット、音楽デバイス、映像デバイス、本、ゲーム、カメラ、ボイスレコーダー、おサイフ、ナビ、電卓、楽器、鏡、ライトなどありとあらゆる役割を果たし、その上、電話やメールもできる。いったい一台何十役なんだと突っ込みたくなるほどの多機能ぶりです。

けれど、スマホが多機能なのは分かっていながらも…というか、多機能であるが故に、その機能を100%使いこなせていない人って、実は結構多いのではないでしょうか?ここでは、せっかくスマホを持っているのに、なぜか使いこなせていない人にむけて、スマホ活用術をご紹介します。

そのデジタルオーディオプレーヤー、必要ですか?

スマホに音楽プレーヤー機能がついているのはわかっているけど、別途音楽プレーヤーを使っている、という方はまだまだ多いですよね。

理由はそれぞれにあって、たとえば スマホのバッテリーの減りが気になるから 元々使っている音楽プレーヤーがあるからその流れで自然に 手持ちのスマホの音質では満足できないから 運動中に使う、水中で使うなど、特殊な条件下で使うから スマホの容量が少なく、マイクロSDにも対応していないから物理的にムリなど、色々あります。

音質へのこだわりや、特殊な条件下での使用に合わせて音楽プレーヤーを用意している場合については、「よくわからないけど、なんとなく」ではなく、あえてそうしているわけですから、もうそれで良いですよね。筆者もプールやジョギングで使うウォークマンは防水のものを別途用意しています。また、スマホの容量的に音楽を入れられないのも仕方ありません。

ただ、バッテリーに関しては、最近のスマホは音楽再生くらいでは大して消費しないんですよ。たしかにスマホが登場したばかりの頃は、あまりに早いバッテリーの減り方に驚いたものです。その印象が未だに強く残っている人も多いのかもしれません。でも実は、それはもう昔の話。実際は、1時間Bluetoothヘッドフォンで音楽を鳴らしっぱなしにしても、電池は1%減るか減らないか、くらいのものです。ぜひ一度お試しあれ。

あとは、元々使っている音楽プレーヤーがあるからその流れで自然に……というパターンですね。

スマホが登場するずっと前から、長年ポータブルオーディオプレーヤーを愛用している人は多いです。アラフォー世代なんて、カセットテープの時代からウォークマン使ってますからね(笑)ポケベルが登場しようが自動車電話が登場しようが携帯電話が登場しようがスマホが登場しようが、そんなの関係ねえ!とばかりにナチュラルにスマホの音楽再生機能をスルーしている人は多いことでしょう。

最近のデジタルオーディオプレーヤーの主流は、4G~16Gくらいの容量のものが比較的多いでしょうか。でも、それくらいの容量だと、手持ちの楽曲全てが入りきらない、ということも多いですよね。

手持ちの曲すべてを持ち歩けない。それはつまり、PCの前に座っている時以外、聴ける曲がある程度制限されている状態ということになります。

外を歩いていて、ふと、昔よく聴いていた曲を聴きたくなる事ってありませんか?雪が降ってきたとき、「ああ、ドリカムの『WINTER SONG』が聴きたい気分。でも今持ってるデバイスには入ってないや。家に帰れば音源あるのに、わざわざDL販売で買うのももったいないし、仕方ない、我慢するか」なんて経験は、ないでしょうか?

もしくは、自宅にいても、PCを立ち上げる事が少なくなった昨今では、「ああ、あの曲聴きたいけど、一々PC立ち上げるの面倒だから、もう良いや」というようなことはありませんか?

そんな事を繰り返していては、せっかく集めた音楽データも無いのと同じ。宝の持ち腐れです。

長年ポータブルオーディオプレーヤーを使っているからこそ、「持ち歩ける楽曲の数には限りがある」という状態に慣れてしまって気づかないのですが、音楽データなんて、いまどきスマホに入れれば1万曲でも持ち歩けるんです。

スマホのマイクロSDは、最近のものなら大抵128Gくらいには対応しています。(最新機種なら256Gでも対応してるものが多いですよ)128Gあれば、手持ちの曲が余裕で全部入るという人がかなり多いのではないでしょうか?

ちなみに、128GのマイクロSDの価格は大体6千円前後。64Gのデジタルオーディオプレーヤーを新たに買うよりずっと安上がりです。(64GのSONYのウォークマンで大体5万円くらいです。2017年2月現在)

筆者などは32GのマイクロSDを使っていますが、それでも大体5,000曲弱の手持ちの音楽データが、全て問題なくスマホに保存できています。手持ち曲がそれほど多くないなら、32GくらいのマイクロSDでも十分ということですね。

全ての曲を持ち歩く事ができれば、持っているはずの音源を聴けないというストレスからも解放されますし、音楽データのバックアップにもなります。(どうせならバックアップも、ただデータを保存するだけでなく、聴ける形にした方が有意義ですし)

このように、スマホを音楽デバイスとして使うと色々便利な点が多いです。もし「特に理由は無いけど、なんとなくスマホの音楽プレーヤー使ってないのよ」という方がおられたら、どうぞ一度お使いになってみてください。

ネットに接続できるプレーヤーならではの楽しみ方

これはスマホに限った事ではないのですが、ネット接続が可能な音楽デバイスの場合、音楽配信サイトが提供する「定額聴き放題」や無料で音楽が聴けるサービスを利用することができます。

最近は音楽番組なども少ないですし、新しい楽曲に出会う機会が少ないですよね。そんな中でも、このような聞き放題サービスなどを使うと、気軽にたくさんの新たな曲に出会う事ができて、楽しいものです。

また、こうしたサービスには既にプレイリストがいくつも用意されていて、「ジョギングで聴きたい曲」「泣けるバラード集」「ヒーリングミュージック集」など、気分に合わせて音楽を選ぶ事もできます。

こうしたサービスを取り扱うサイトは、GooglePlay MusicやAWA、LINEミュージック、Amazonプライムミュージック、Apple MUSICなど色々とありますが、基本的にはストリーミング再生となるため、wifi環境がない屋外など、データ通信量を気にしなくてはならない環境では落ち着いて使いにくい部分もありますね。ただ、サービスによっては、その端末に限り楽曲をダウンロードして聴けるものなどもあるので、ご自分の環境に合ったサービスを探してみてはいかがでしょうか?

そのノートPC、必要ですか?

外出先で、ちょっとした打ち合わせの記録を取ったり、書き物仕事をするために、ノートPCを持って出かける事ってありますよね。

しかし、いくら軽量化してきたとはいえ、ノートPCを持ち歩くというのはやはり荷物になって大変です。

そこで、ノートPCの代わりに使って欲しいアイテムが、Bluetoothキーボード。

スマホのフリック入力で長文を打つのは、たしかに非効率的です。しかし、キーボードさえ繋いでしまえば、スマホでも難なく長文を作成する事ができます。キーボードの質にもよりますが、ノートPCを使っている時と比べてもほぼ遜色無いレベルで入力作業ができるはずです。

Bluetoothキーボードは、200gにも満たないコンパクトなものが多いですから、ノートPCをBluetoothキーボードに持ちかえれば、かなり身軽に外出できますよ。

また、Bluetoothキーボードは外出時だけでなく、自宅でも割りと役立つ場面が多いです。 これは筆者の実体験なんですが、Bluetoothキーボードがあると、何気にSNSの更新頻度が上がるんですよね(笑)

PCを起動するのは面倒、かといってフリック入力で長文作成なんてもっと面倒、結果、しばらくSNSの更新をしていない、というような時、効果テキメンです。Bluetoothキーボードが手元にあれば、スマホでその場で何でもチャチャッと書いてしまえますから。

もしスマホやキーボードが防水なら(防水のBluetoothキーボードもあります)、お風呂で半身浴を楽しみながらSNSを更新したり、仕事のアイディアを書きとめたりといった作業をする事も可能です。

お風呂ってリラックス空間なので、良いアイディアなどが浮かぶ事も多いといいます。 しっかり温まる事で冷えも解消されて健康増進にもなるし、一石二鳥ですね。

スマホが登場するより、少しだけ昔の話「ポメラ」

昔、ブロガーやライター、その他書き物仕事の多い職種に就いている人達の間で、「ポメラ」というデバイスが話題になったことがありました。

ポメラはネットも出来ないしワードもエクセルも使えません。音楽再生も動画再生もできません。画面とキーボードだけで構成された「書く」という機能にのみ特化したツールです。しかし、ノートPCに比べると遥かに軽くてコンパクト。「重いノートPCをいつも難儀して持ち歩いているけれど、本当はただテキストを書きたいだけ。ネットやオフィスソフトなど使えなくて良いから、もっと携帯性に優れた手軽な文章作成用のツールはないものか」そう願っていたユーザー層に、その商品コンセプトが見事にハマり、人気を得ました。筆者も張り切って初代ポメラを購入し、愛用したひとりです。

ただ、ポメラはネットに繋がらないので、データを他の端末と共有できません。ポメラで書いたものをSNSにアップしたり、他の端末で編集したりするためには、ポメラをわざわざPCに有線接続をして、作成したテキストデータを取り込む必要があったのです。これは面倒でした。

その後、クラウドやスマホが登場し色々なことが便利になっていくにつれ、ポメラの面倒さはますます際立ち、結局、いつしか全く使わなくなってしまいました。(後継機にはBluetooth機能が付き、同じようにBluetooth接続できる機器にデータを送信することで、他の端末でもポメラで書いた原稿が扱えるようになったようです。それでも結局転送の手間があるのは同じですが)

良いデバイスだったんですけどね。ポメラ。データが他デバイスと簡単に同期さえできれば、本当に。

思えばスマホにBluetoothキーボードを接続したビジュアルは、なんとなくポメラのビジュアルと似ているような気がします(笑)

そして、スマホ+Bluetoothキーボードでなら、当時夢見ていた、軽くてコンパクトで入力作業が難なく出来て、しかも作ったデータを他の端末とも簡単に同期できる、という夢もあっさり実現です。本当に便利な世の中になりました。この便利さ、謳歌しないと損です。

スマホを使い倒すにあたって、あれば安心なのがモバイルバッテリー

音楽再生くらいで電池が激しく消耗する事は無いのが最近のスマホですが、スマホの画面をずっと点けっ放しにして書き物仕事をするとか、映画やドラマを観るとか、ゲームやネットをしていると、やはりバッテリーは徐々に減っていきます。

そんな時、心強い味方になってくれるのがモバイルバッテリーです。

スマホを数回フル充電してしまえるような大容量で200~300gほどあるバッテリーもあれば、とりあえず一回フル充電できればいいや、という程度の容量で100gを切るようなものもありますので、そこは用途や好みでお選びください。

モバイルバッテリーは持っていると災害時などに便利という印象もありますね。

周辺機器を充実させればスマホの便利さはもっと広がる

本来長文の入力には適さないスマホでも、Bluetoothキーボードを繋げばあっという間に長文が打てるデバイスになるように、スマホに周辺機器をプラスする事で、その便利さはさらに広がりますよ。

たとえばスマホにスピーカーを繋げば、スマホ本体のスピーカーで聴くよりずっと良い音で音楽を流すことができます。スピーカーひとつでスマホが簡易的なコンポのようになるわけですね。そのスピーカーが防水だったりしたら、お風呂や水辺のレジャーなどでも活躍してくれるので、用途はさらに広がりそうです。

イヤホンやヘッドフォンもBluetoothにすれば、コード類が引っ掛かったり絡まったりするストレスからも解放されますし、ハンズフリー通話も可能になります。

屋外でのハンズフリー通話は、正直、端から観ると独りで喋っている変な人に見えるので、あまりしたいとは思いませんが、自宅で長電話をするときなどは楽で便利です。 両手が空いていると、家事などをこなしがら電話をすることができますから。

他にも、探せばそれぞれのライフスタイルに適した便利アイテムが色々といつかもしれませんので、ぜひ探してみてくださいね。