袱紗(ふくさ)の使い方と冠婚葬祭マナー

お祝い事の場合

祝儀袋の書き方

結婚祝の祝儀袋は、中包みの裏に住所、氏名、金額を書くのがマナーです。(水引の場合、印刷されたものは使いません)

祝儀袋の書き方1
祝儀袋の書き方2
  1. 中袋は包みの中に入れます。祝儀袋は下から上に重ねます。
  2. 名前は出来るだけ大きくはっきりと書きます。
  3. 中袋の裏面左下に郵便番号、住所、名前を書きます。
  4. 中袋には新札を入れ、表面の中央に漢数字で書きます。
    ※金額は「三万円」でも、「参萬圓」でもかまいません。
  5. お祝い金を2~3人のグループでまとめて贈る場合は、表書きは連名にします。
    その場合は、先輩や目上の人を中央に書き、順に左へ並べて書きます。
  6. 人数が多い場合はそのグループ名かもしくは代表者名を書き、別紙に住所と名前を連記して中包みに入れるようにしましょう。

お祝い金額

お祝い金は、基本的には自分の収入に見合った額を包むようにします。一般的な金額の目安は次の通りです。
※4は「死」、9は「苦」につながるので避けるべきでしょう。

兄弟・姉妹 いとこ 友人・知人 同僚・先輩
50,000~100,000円 30,000 20,000~30,000円 20,000~30,000円

ふくさの使い方

祝儀袋は、ふくさか小ふろしきに包んで持参するようにしましょう。台付ふくさの場合、台は赤色が上面にくるように置き、ふくさを下図の番号順に折り込みます。最後に正面が右から左に重ねた形になっていることを確認します。

台付ふくさの包み方
金封ふくさの包み方

受付は出席者の確認をするところです。最初に「本日はおめでとうございます。」と挨拶し、ふくさからご祝儀を取り出して受付の人に渡すか、お盆の上にのせます。
※記帳は字に自信がなくても自分で書くようにしましょう。

お悔やみ事の場合

不祝儀袋の書き方

香典等の不祝儀袋は、中包みの裏に住所、氏名、金額を書くのがマナーです。(水引は印刷されたものは使いません)

不祝儀袋の書き方

  1. 中袋は上包みの中に入れます。不祝儀袋は祝儀袋と違い上から下に重ねます。
  2. 香典の表書きは宗教によって異なりますが、一般的には宗教を問わず「御霊前」を薄墨で書きます。仏式であれば「御香典」、神式では「御神前」「御玉串料」等と書きます。又、キリスト教では香典の風習はありませんが、最近は「御花料」として贈る例も増えています。「御仏前」は仏式の場合の四十九日以降の法要時等に使うものです。
  3. 中袋の裏側に住所、氏名、金額を薄墨で書きます。その時、お札は顔が裏向きになるように、いれます。
  4. 新札は使いません。新札しかない時は、縦に一本折り目をつけます。

お香典金額

お香典は個人との付き合いの深さや気持ちで金額が決まります。一般的な目安は次の通りです。

両親 兄弟・姉妹 祖父母
50,000~100,000円 30,000~100,000円 10,000~30,000円
親戚 友人・知人・同僚 知人の家族
10,000円 5,000~10,000円 3,000~5,000円

ふくさの使い方

祝お香典を持参する時は、明るい色のふくさは使わないようにしましょう。
台付ふくさの場合、台は緑色(灰色)が上面にくるように置き、ふくさを下図の番号順に折り込みます。最後に正面が左から右に重ねた形になっていることを確認します。

お悔やみ時 ふくさの使い方

お焼香の流れ

  1. 順番が来たら、次席の人に軽く会釈をし、中腰で足から祭壇まで進みます。
  2. 座布団の手前で座り、親族と僧侶に一礼します。
  3. 故人の遺影を見つめ、一礼して座布団に膝からにじりあがるように座ります。
  4. 軽く合掌したら、右手の三本の指でお香を目の高さまでつまみ上げ、香炉に落とします。
お焼香の流れ

受付では、「この度は誠にご愁傷さまでございます。心ばかりですがお供え下さい。」とお悔やみの言葉を述べます。そしてふくさからお香典を取り出し、先方に向けて差し出します。その後に名簿に記帳をします。名簿は後日、香典返しの住所録となりますので、自分の住所をきちんと書きましょう。

資料提供:日本織物中央卸商業組合連合会

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